日本のコーヒ業界には、今ふたつの流れがあります。
ひとつは今までコーヒー業界を支えてきた全日本コーヒー協会に所属する
全日本コーヒー組合連合会と
日本スペシャルティコーヒー協会という流れである。
従来の組合が作ってきた流れは日本にレギュラーコーヒーの定着と普及を主だった活動にしてきました。そして
全日本コーヒー検定委員会を組織しコーヒーの知識・常識を統一化を目指しています。
日本スペシャルティコーヒーコーヒー協会はアメリカのスペシャルティコーヒー協会(SCAA)ユーロッパ スペシャルティコーヒー協会(SCAE)についで世界に三番目に組織されたスペシャルティコーヒーの普及を目指したものです。
スペシャルティコーヒーとは
スペシャルティとは、毎年定義が変わり、より建設的に変貌しています。
「最終的には、顧客の手に渡った時のカップによりきめられる」
という結論に立ち戻る。コーヒーのカップにいたる全ての工程でベストがつくされたものに与えられるコーヒーであると考えます。
現時点での厳密な定義付けは難しく、生豆については、便宜的に大まかな基準として以下の4項目をあげてあります。それらの条件が整えば、よい豆である可能性は高く、同時においしいコーヒーを生み出せる可能性も高いと言え、香味に連動する言葉として使用できます。
1、アラビカ種の品種が特定できること。
2、 農園もしくは、栽培地区の特定できるもの。
3、 栽培、精製に手抜きがないこと。
4、 結果として、カップつまり香味がスタンダードの生豆より充分によいこと。
業界人は今後、この二つの潮流といかに向き合うかが重要になってくるでしょう。

土曜日は
大阪府中小企業家同友会で活動している
経営指針セミナーについての
会議ありました。
中小零細企業にも経営理念、経営方針、経営計画を成文化しビジョンを持った会社経営を社員
と一緒に構築しようという活動です。
この日はそのテキスト本の改訂作業で8時間缶詰めになり議論をしました。
やっぱり一人でも多くの人に経営指針を成文化し戦略的な計画をもって困難な時代を一緒に切
り開い行きたいものです。
て
昨日は社内で半日かけてカッピングとサスティナビリティについての研修会を行いました。
サスティナビリティとは非常に難しいのですが直訳すると持続可能性となります。
それでは何が持続可能性かというと農業のサスティナビリティの側面から考えるといろいろなことが考えられます。
1.住環境のサステイナビリティー
2.生態系と野生動物の保存
3.土壌資源の保護
4.水資源の保全と保護
5.エネルギー資源の保護
6.廃棄物の管理
7.害虫(疫病)と病気の管理
これらを持続可能性をもって考えていかなければ人間はいずれ立ち行かなくなるだろうという考え方です。
スペシャルティコーヒーとはただおいしい味覚基準だけではなくこれらのことも踏まえてのスペシャルティコーヒーということであります。
最近市場にも出てて来ているオーガニック・フェアトレード・レインアライアンスフォレストなどは
サスティナブルコーヒーの一部として考えられます。
だからオーガニックコーヒーでもしっかりとしたカップ基準がないとスペシャルティコーヒーとは言えないのであり、オーガニックという言葉だけでなく本質を見つめなければいけない。

ニカラグア・サンタリタ農園は3年前から契約している農園で昨年と今年で二回訪問させていただきました。
これは毎回期待を裏切らない品質が送られてくるからです。
そしてこの目で確認して確信があります。
2002年2003年(写真)二年連続カップオブエクセレンス入賞を果たし、2007年のカップオブエクセレンスも第9位で入賞しました。
これほどの回数で入賞する農園はあまりありません。
条件が全て整っているのです。
そして亡くなったお父さんの思いが受け継がれているのでしょう。